自然農ぼんやりと覚え書き

耕さず、草や虫を敵とせず、肥料農薬を用いることなく 生命の営みにひたすら沿う自然農…

お米の苗床づくり・種おろし

2019年5月6日に種おろしをしました。
岐阜の美濃加茂でこれまで作ってきた黒紫米と、いただいたうるち米の朝日、黒米の神秘の3種類の種をおろしました。

5月に入る前に予定していましたが、
予定していた日が雨ということもあり、すこし種をおろす時期が遅くなってしまいました。

今年は、静岡の坂の上という場所で田んぼの一角をお借りすることができ、静岡でのお米作りは初めてとなります。

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昨年は、覆土の土が少なく、その上にかける草の量も少なかったため、苗がうまく育ちませんでした。
今年はいつもよりもかなり慎重に、1粒1粒種をおろしました。
1粒1粒の間隔も昨年よりもすこし広めになっているような気がします。


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今年は1m×3mの苗床です。
種を下ろす部分と溝の間に、作業がしやすいように50センチほどスペースをとっています。草抑えの時にこのスペースがあると作業がしやすくなりそうです。

また、覆土のあとにかける草は稲わらをいただけたので、基本的には稲わらを使用し、足りない部分は草をかけました。

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苗床まわりの草もとってもいい感じです。
ここで長年自然農でお米づくりをしている方は、4年ほど前から草抑えをせずに、草を倒して、田植えをしているそうです。

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今年で自然農のお米づくりは、4年目になります。
ただこの苗床づくりをはじめ、ほとんどの作業が年に1回しかできない作業なので忘れていることや、慣れない部分が多くまだまだです。

今年はどのように稲が育ってくれるか楽しみです。

昨年、うまくできなかった経験をはじめ、岐阜で教えてもらった経験があって今があります。今年も夏はかなり暑くなると思いますが、田んぼでの作業を楽しみしかりと実りをいただきたいと思います。