自然農ぼんやりと覚え書き

耕さず、草や虫を敵とせず、肥料農薬を用いることなく 生命の営みにひたすら沿う自然農…

苗代にオケラが入った

苗代をつくって、種下ろしをしてから2週間が経過した。

1回目の苗代の草抑えができればと思い、田んぼに行った。

今年の発芽状態は、
全くと言っていいほど発芽していなかった。

苗代の土は浮き上がっていて、
種がむき出しになっているところも多く見受けられた。

オケラが苗代に入ったのだろうと推測される。

土が浮かび上がってしまえば、
コメが根をはれないし、水分も保てない。


いま振り返ると、
苗代作りの時に三匹ほどのオケラに出会った。

オケラにあったら、他のところで苗代を作り直した方が良いらしい。

また、オケラは水を嫌うので、水を入れる。
乾燥気味のところにはオケラが入りやすいそうだ。

根を出してから、種下ろしすると、
発芽までの時間が短縮されることもあって、
被害が減るとのこともあるそうだ。


今週中に、また別のところで苗代を作って、種まきをする。
3日間の浸水、その後、濡れた新聞紙の中で根を出させてから種下ろしをする。

まだ間に合うのかはやってみないとわからないが、
やれるだけのことをやってみる。


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土がボコボコになっています。

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振り撒いた草をとってみると、土が浮かび上がっていて乾燥しています。

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数えるほどしか発芽できていません。

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お隣さんの田んぼの中では、カエルが泳いでいた。

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作業日:5月12日

 



苗代作り・種下ろし 2020年(5年目)

作業日:4/27

コロナウイルス感染拡大の影響で、今年の春は多くの催しが中止となった。
緊急事態宣言が出されたり、学校も休校が5月末まで続き、世の中は混乱した。

坂の上の自然農の田んぼの上は、
さまざまな草がたくさん生えていていつものように綺麗だった。

今年もお米づくりがはじまった。

 

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今年は、ここに苗代をつくった。

 

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今年は3種類のお米の種をおろした。
・黒紫米(もち米) 岐阜でお世話になった中山さんからいただき、自然農1年目から繋いできたお米。

 

・旭米(うるち米) 去年、静岡の自然農の仲間からいただき栽培したお米。昨年はたくさん実ってくれた。

 

イセヒカリうるち米) 岐阜の中山さんから今年頂いた。初めて栽培をする。

 

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普段は稲わらを振りまくのだけれど、畑に忘れてきてしまったため、草を振りまきました。

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ネットを被せて完成。約2週間後に、一度草抑えにいこうとおもいます。


苗代づくりがおわると、
いよいよ今年も田畑がはじまる!と気合がはいります。





 

稲刈り終わりました!

2019年11月6日に、稲刈り終了しました。
10時ごろ田んぼに到着し、途中稲架の立て方を教えてもらい、
お昼をはさみ、14時30分くらいに全ての作業を終了しました。

田んぼに到着すると、クルミの上でカエルさんが寝ていました。

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今年は、なかなか実りがよく稲刈りも気持ちいい!

 

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大体が3株掴むと僕の手一杯(唯ちゃん2株くらい)

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右・左・真ん中にどんどん置いていきました。

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これを通常は、稲わらで結束していきますが、
今年は、引越しもあり稲わらが準備でできなかったので、麻ひもで対処しました。
稲わらの結び方、来年覚えてるかな。。。笑

 

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結束した稲束を稲架の近くへ
ここまでくると、お米を重さで感じます。
お米のずっしりとした重さが、なんとも嬉しい。

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稲束を稲架へかけていきます。
右・左・真ん中の順番で置いていくため、稲束は3つに分かれています。
その稲束を、2:1となるように開いてかけていきます。

手前が2、次は奥が2となるように交互にかけていきます。
2/3となる方を、垂直に落とすようにかけていくと、
前後の稲束同士がカチッとはまってなんとも綺麗な姿にかけられていきます。

二人で声を合わせて、かけていきます!
この作業も、二人だとはやくてスムーズ。二人の力は大きい!

この稲架掛けがうまくできていると、
稲たちが風にうまく揺られて、風が稲の内部までしっかりはいり、
稲穂全体が乾燥していくようです。

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手前が、岐阜で自然農を学んだ1年目に仲間からいただいてから、作り続けている黒紫米。

奥が、今年静岡の仲間からいただいた朝日米です。

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今年の収穫はこのくらいです。
年内には食べられることでしょう。楽しみです♩

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来年の種籾用に確保しました。
間違えて一緒に食べないように気をつけましょう。

1週間前に風をひきダウンし、稲刈りの日程が遅れてしまいましたが、今年も無事稲刈りを終えることができました。

今年は静岡での初めての稲作で、田んぼと自宅は距離があるため、どのくらいできるか不安な面もありましたが、台風にも負けず倒れずにここまで育ちました。

頻繁に田んぼに通うことはできないのですが、めちゃくちゃ手をかけるわけでもなく、適切な時に、過度に関わらず、適切な対応をすることができれば、自然の力で育っていくのだと今年の稲の姿をみて感じています。

今年でお米を自分たちでつくることを初めて4年目になります。
岐阜でご縁があって自然農の田んぼを学べて、
静岡でもそのご縁からのつながりで自然農の田んぼができる環境ができました。

近くに田んぼがあれば、そこでできたらと最初は思っていましたが、
岐阜の時も今も、誰かと一緒に作業すること、話すこと、
誰かの田んぼを見ること、誰かに質問できること。

そんな環境の中でお米を育てていくことが、
とても大きな意味があるようにも感じています。
まだまだ通える体力はあるし、
来年以降もまだ静岡の田んぼの方たちとのつながりの中で
お米作りができたらと感じています。

残すところは脱穀、唐箕がけ、籾摺りです。

寒くなってきたので体調管理をしっかりして、
お米が食卓に並ぶまでもう一息。楽しみたいと思います。


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夕方帰る時もまだ、カエルは同じ木の上で寝ていました。
もうすぐ冬眠かな。







源助大根・サツマイモの収穫

2019年11月6日に、サツマイモの芋掘りをしました。
こちらは紅アズマ?紅はるか? 忘れてしましました。。。

調べてみたところ、切ってみてると、紅あずまは黄色く、紅はるかは白いらしいので紅はるかでしょうか。

安納芋は、すでに収穫を終えました!安納芋よりも、こちらの紅はるか?の方が終了は多かったです。

 

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今年は、大蔵大根・源助大根を植えています。
こちらは源助大根です。
なかなかいい感じに育ち、間引き菜も含めてたくさん食卓に並んでいます!

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二十日大根はちょっとだけ種があったので蒔きました。

もう少し大きくしたいという気持ちから、収穫が遅れてしまい、
大根は割れてしまったり、スが入ってしまったものもありましたが、
美味しくいただいています。

 

田植え後2回目の草抑え

2019年8月2日は、田植え後の2回目の草抑えをしました。
分蘖も少しずつしてきました。

 

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田んぼ全体を見ると、草が勢い良く生えているところ、
あまり生えていないところなど、場所によって草の状況はさまざまです。

今回は時間があまりなかったので、
勢いがすごいところを重点的に、草抑えしていきました。

(田植え時に、草を倒して田植えをしたので、倒した草によって、比較的草を抑えられていました)

 

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草抑えが終わると、稲の育ちがよりよくわかります。

 

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苗床の草おさえから田植えまで

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種をおろして芽をだしてきました(5/22 撮影)

5/6 種下ろし
5/22 第一回目 草おさえ
6/7 第二回目 草抑え

今年は、少し種を下ろした時の表土の剥がし方が雑だったのか?かなり草が稲と一緒に生えてきてしまいました。

芽を出した部分の周りの草をチョキチョキ。
もう少し早めに草おさえができれば、草もまだ小さいので草の根も短いので抜くことも可能だったかもしれません。草が大きくなると、根も深くなるので、抜いてしまうとのそ周りに芽を出している稲の苗まで動かしてしまうことになるので、ハサミでちょきちょきします。

来年はもう少し思い切って表土を剥がさないといけないのかもしれません。


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育った苗床の表土をはがしました。
表土をはがしたら、苗1本1本にしていきます。

写真の通り、結構草が生えてしまっています。草が生えると風通しも、日当たりも悪くなるので、苗の生育に結構影響がでてきます。
種下ろしの時にしっかりと表土をはがすことと、2回の草おさえの重要性を感じました。


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下の土はつけたままにして、1本1本に分けてあげます。
これを1本1本手植えするのが自然農の醍醐味でしょう。この1本が分蘖してお米をたくさん実らせてくれます。すごい。(苗1本でお茶碗1杯分にもなるといわれているそう)

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田植えをする田んぼには草がたくさん。草があるから濡れなくて済むし、足もつけられるので作業しやすです。
(ただ、この田んぼは既に水が入ってきてしまっており、、、、水が入る前に田植えを完了できたらいいな。と思ってしまいました。)


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田んぼの草を倒して、苗を定植する場所だけ草を刈って、表土をはがして、穴を少し掘ります。(イメージは鳥の巣!)

その穴(鳥の巣)に1本1本丁寧に苗を植えてあげます。

今年は株間30センチ 条間45センチで定植しました。
(作付け縄をめやすにまっすぐ植えていきます。)

方角は、南北の向きに向かって植えています。

稲の苗は平たくなっているので、平たい部分が東西に向くように植えると、朝日も夕日も浴びて光を浴びる量が増えるとのこと!ちょっとしたことだけど、言われてみると、苗にとっては大きなことのように感じます。


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そんな感じで、今年も無事田植えまで終えました。

まだまだ上手くできないけれど、今年もいろいろ教えてもらって、少しずつうまくできるようになっていければいいと思っています。

田植えは終わりましたが、引き続き、草おさえなど続く予定ですので楽しみます!


畦塗りに関して忘れないように覚書
畦塗りってなんのためにやるのか全くよくわかっていなかったけれど、水温を保つためにはとても大切な作業とのこと。
今年はできなかったので、来年は必ず学びたい。忘れないように、覚書。



この前に行う、苗床づくりと種下ろしの覚書はこちら

yuitaro-field.hatenablog.com






ミニトマト・じゃがいも・サツマイモ・とうもろこし

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こちらは買ってきた苗です。種から育苗していますが、
もう少し時間がかかりそう。なるべく長い期間楽しみたいので、序盤は買ってきた苗のトマトを中心にいただく予定です。

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今年は男爵イモメークインを植えました。
男爵イモの方が早く葉っぱが黄色くなってきたので
男爵イモから収穫をしました。まだ葉が緑のものも畝に残っていて、メークインもこれから収穫なので、ジャガイモなかなか長いこと楽しめそう!

8月頃にもう一回植えられると思うので、種イモを忘れずにとっておくことを覚えておきたい。


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サツマイモは紅アズマ?紅はるか?どっちか忘れてしまった。。。と安納芋の2種類を定植しています。

 

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とうもろこし!!
昨年は、種下ろしが遅く小さいまま育ちませんでしたが、今年はなかなか大きくなってきています! これなら少しは収穫できるかも。

風が強い日も多いですし、最近の台風はものすごいので風に倒されないことを祈っています。対策もしないといけないですね。


 

南高梅 もうすぐ収穫

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南高梅(5/31くらいに撮影)

剪定も全くしてないので、
収穫が少し大変だけれど、
たくさんの梅が実ってくれています。

昨年は静岡と岐阜を行ったり来たりで
かなり落としてしまったけど、
今年はしっかり実りをいただいて、
梅干しを漬けようと思っています。