自然農ぼんやりと覚え書き

耕さず、草や虫を敵とせず、肥料農薬を用いることなく 生命の営みにひたすら沿う自然農…

稲刈り終わりました!

2019年11月6日に、稲刈り終了しました。
10時ごろ田んぼに到着し、途中稲架の立て方を教えてもらい、
お昼をはさみ、14時30分くらいに全ての作業を終了しました。

田んぼに到着すると、クルミの上でカエルさんが寝ていました。

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今年は、なかなか実りがよく稲刈りも気持ちいい!

 

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大体が3株掴むと僕の手一杯(唯ちゃん2株くらい)

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右・左・真ん中にどんどん置いていきました。

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これを通常は、稲わらで結束していきますが、
今年は、引越しもあり稲わらが準備でできなかったので、麻ひもで対処しました。
稲わらの結び方、来年覚えてるかな。。。笑

 

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結束した稲束を稲架の近くへ
ここまでくると、お米を重さで感じます。
お米のずっしりとした重さが、なんとも嬉しい。

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稲束を稲架へかけていきます。
右・左・真ん中の順番で置いていくため、稲束は3つに分かれています。
その稲束を、2:1となるように開いてかけていきます。

手前が2、次は奥が2となるように交互にかけていきます。
2/3となる方を、垂直に落とすようにかけていくと、
前後の稲束同士がカチッとはまってなんとも綺麗な姿にかけられていきます。

二人で声を合わせて、かけていきます!
この作業も、二人だとはやくてスムーズ。二人の力は大きい!

この稲架掛けがうまくできていると、
稲たちが風にうまく揺られて、風が稲の内部までしっかりはいり、
稲穂全体が乾燥していくようです。

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手前が、岐阜で自然農を学んだ1年目に仲間からいただいてから、作り続けている黒紫米。

奥が、今年静岡の仲間からいただいた朝日米です。

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今年の収穫はこのくらいです。
年内には食べられることでしょう。楽しみです♩

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来年の種籾用に確保しました。
間違えて一緒に食べないように気をつけましょう。

1週間前に風をひきダウンし、稲刈りの日程が遅れてしまいましたが、今年も無事稲刈りを終えることができました。

今年は静岡での初めての稲作で、田んぼと自宅は距離があるため、どのくらいできるか不安な面もありましたが、台風にも負けず倒れずにここまで育ちました。

頻繁に田んぼに通うことはできないのですが、めちゃくちゃ手をかけるわけでもなく、適切な時に、過度に関わらず、適切な対応をすることができれば、自然の力で育っていくのだと今年の稲の姿をみて感じています。

今年でお米を自分たちでつくることを初めて4年目になります。
岐阜でご縁があって自然農の田んぼを学べて、
静岡でもそのご縁からのつながりで自然農の田んぼができる環境ができました。

近くに田んぼがあれば、そこでできたらと最初は思っていましたが、
岐阜の時も今も、誰かと一緒に作業すること、話すこと、
誰かの田んぼを見ること、誰かに質問できること。

そんな環境の中でお米を育てていくことが、
とても大きな意味があるようにも感じています。
まだまだ通える体力はあるし、
来年以降もまだ静岡の田んぼの方たちとのつながりの中で
お米作りができたらと感じています。

残すところは脱穀、唐箕がけ、籾摺りです。

寒くなってきたので体調管理をしっかりして、
お米が食卓に並ぶまでもう一息。楽しみたいと思います。


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夕方帰る時もまだ、カエルは同じ木の上で寝ていました。
もうすぐ冬眠かな。