自然農ぼんやりと覚え書き

耕さず、草や虫を敵とせず、肥料農薬を用いることなく 生命の営みにひたすら沿う自然農…

苗床の草おさえから田植えまで

f:id:taroshio:20190621141958j:plain

種をおろして芽をだしてきました(5/22 撮影)

5/6 種下ろし
5/22 第一回目 草おさえ
6/7 第二回目 草抑え

今年は、少し種を下ろした時の表土の剥がし方が雑だったのか?かなり草が稲と一緒に生えてきてしまいました。

芽を出した部分の周りの草をチョキチョキ。
もう少し早めに草おさえができれば、草もまだ小さいので草の根も短いので抜くことも可能だったかもしれません。草が大きくなると、根も深くなるので、抜いてしまうとのそ周りに芽を出している稲の苗まで動かしてしまうことになるので、ハサミでちょきちょきします。

来年はもう少し思い切って表土を剥がさないといけないのかもしれません。


f:id:taroshio:20190621144220j:plain


育った苗床の表土をはがしました。
表土をはがしたら、苗1本1本にしていきます。

写真の通り、結構草が生えてしまっています。草が生えると風通しも、日当たりも悪くなるので、苗の生育に結構影響がでてきます。
種下ろしの時にしっかりと表土をはがすことと、2回の草おさえの重要性を感じました。


f:id:taroshio:20190621144130j:plain


下の土はつけたままにして、1本1本に分けてあげます。
これを1本1本手植えするのが自然農の醍醐味でしょう。この1本が分蘖してお米をたくさん実らせてくれます。すごい。(苗1本でお茶碗1杯分にもなるといわれているそう)

f:id:taroshio:20190621144921j:plain


田植えをする田んぼには草がたくさん。草があるから濡れなくて済むし、足もつけられるので作業しやすです。
(ただ、この田んぼは既に水が入ってきてしまっており、、、、水が入る前に田植えを完了できたらいいな。と思ってしまいました。)


f:id:taroshio:20190621150142j:plain



田んぼの草を倒して、苗を定植する場所だけ草を刈って、表土をはがして、穴を少し掘ります。(イメージは鳥の巣!)

その穴(鳥の巣)に1本1本丁寧に苗を植えてあげます。

今年は株間30センチ 条間45センチで定植しました。
(作付け縄をめやすにまっすぐ植えていきます。)

方角は、南北の向きに向かって植えています。

稲の苗は平たくなっているので、平たい部分が東西に向くように植えると、朝日も夕日も浴びて光を浴びる量が増えるとのこと!ちょっとしたことだけど、言われてみると、苗にとっては大きなことのように感じます。


f:id:taroshio:20190621150306j:plain


そんな感じで、今年も無事田植えまで終えました。

まだまだ上手くできないけれど、今年もいろいろ教えてもらって、少しずつうまくできるようになっていければいいと思っています。

田植えは終わりましたが、引き続き、草おさえなど続く予定ですので楽しみます!


畦塗りに関して忘れないように覚書
畦塗りってなんのためにやるのか全くよくわかっていなかったけれど、水温を保つためにはとても大切な作業とのこと。
今年はできなかったので、来年は必ず学びたい。忘れないように、覚書。



この前に行う、苗床づくりと種下ろしの覚書はこちら

yuitaro-field.hatenablog.com